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西安城壁の夜景

西安城壁

世界最大級・保存状態抜群の古代城壁を、自転車で一周してみませんか

14 km
城壁の全長
1370年
建設開始年
4つの主要な門
北門、南門、東門、西門
12メートル
城壁の高さ

料金・時間・アクセス、出発前にチェック

入場料金

日間入場約¥1,150
夜間入場約¥1,260
身長1.2m未満の子供無料
単人自転車レンタル約¥950 / 100分
二人用自転車レンタル約¥1,900 / 100分

自転車の保証金は約¥4,200または身分証明書。手続きは南門・東門・北門でできます

営業時間

4月 – 10月8:00 – 22:00
11月 – 3月8:00 – 20:00
夜間ライトショー午後7:30 ・ 8:30

ライトショーは4月〜10月のみ。最終入場は閉館の30分前です

狙い目は午前8〜10時と午後4〜6時。この時間帯なら混雑を避けられます

アクセス方法

地下鉄2号線永寧門駅
メインエントランス南門 (永寧門)
市中心部からタクシー約¥320–420

南門は地下鉄の出口から徒歩5分。回民街へは西門から徒歩10分です

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西安の象徴、現役の古代城壁

王朝の興亡を見守ってきた城壁は、いまも市民の生活に溶け込む「生きた遺産」です

生きた記念碑

西安の中心部・碑林区をぐるりと囲む、高さ12m・全長14kmの巨大な城壁。ただの観光名所ではなく、今もこの街の暮らしのそばにある「生きた遺産」です。

築かれたのは明王朝の時代(1368年〜1644年)。土を突き固めて土台をつくり、表面をレンガで覆うという手法で建設されました。それから600年以上が経った今も、現存する城壁としては中国最古・最大級の一つ。長方形の城壁の上を歩けば、古い街並みと近代的なビルが入り混じる西安らしい眺めが目の前に広がります。

実はこの城壁、地元の人たちの「生活の場」でもあります。朝の散歩やジョギングを楽しむ市民の姿はごく日常的で、門楼では文化イベントや伝統行事も開かれています。ひからびた遺跡ではなく、街の人々をつなぐ活きた場所。旅行者もそんな西安の日常にそっと混ざってみるつもりで歩くと、より深く楽しめますよ。

西安城壁 西安城壁 西安城壁 西安城壁

600年の時を巡る歴史散歩

古代の版築から明・清の改修、そしてユネスコ暫定リスト登録へ。城壁の歩みをたどってみましょう

紀元前7世紀

西安(当時の長安)に最初の城壁が築かれたのは周王朝の時代。土を突き固めてつくる「版築」という技法で造られ、この街が政治の中心地としての地位を築くきっかけとなりました。

唐王朝(618-907年)

唐の黄金時代、長安は人口100万人以上を数える世界最大の都市へと成長。城壁も約84平方キロメートルの市域を囲うほどに拡張され、今の城壁とは比べものにならない規模を誇っていました。

1370-1378年

今の城壁を築いたのは、明王朝の初代皇帝・朱元璋。権力を固め、反乱から都を守るために建設を命じました。土を突き固めたうえでレンガを張り巡らせる工法は、当時最先端の防御技術でした。

「城を高く築き、食糧を豊かに蓄えよ。王を名乗るのは、それからだ」 — 朱元璋皇帝

17-19世紀

清の時代には、城壁の改修が繰り返し行われました。見張り塔などの防御設備が増設され、傷んだ箇所は伝統的な技術で修復。長い年月をかけて、今の姿へと整えられていったのです。

1983年

未来の世代へ受け継ぐため、城壁の大規模な保存・修復プロジェクトが始動しました。崩れてしまった部分の再建に加え、歴史的な姿を保ちながら構造を補強する工事が進められました。

2008年

その文化的・歴史的な価値が高く評価され、中国のユネスコ世界遺産暫定リストに登録されました。

現在

今では中国屈指の人気観光地となり、毎年数百万人もの旅行者が訪れます。城壁の上を走るマラソンなどの文化イベントも開催され、西安の豊かな歴史を象徴する存在であり続けています。

四つの城門、それぞれの個性

入口ひとつで混雑も景色も変わります。目的に合わせて賢く選びましょう

南門

永寧門(南門)

(最も人気)

四つの門のなかで最も華やかで、伝統的な中国建築らしい堂々とした門楼が目を引きます。多くの旅行者が利用する、城壁観光のメイン入口です。

北門

安遠門(北門)

かつては軍隊の出入りに使われていた門。敵を囲い込んで迎え撃つ「甕城(おうじょう)」という独特の構造を持ち、外敵への備えが随所に工夫されています。

東門

長楽門(東門)

「永遠の喜び」という意味の名を持つ門。お堀越しの眺めが美しく、賑やかなショッピングエリアにも近い便利な立地です。

西門

安定門(西門)

「穏やかで安定」を意味する名を持つ門。回民街(ムスリム街)に最も近く、観光客の喧騒から離れて静かに過ごしたい人におすすめです。

ちなみに城壁には、主要な四つの門のほかにも工夫がぎっしり。壁面からせり出した98の「馬面」という小要塞と、射手が身を隠したまま矢を放てる5,984の「銃眼」が備わっています。

一周14kmの見どころマップ

先に全体像をつかんでおけば、休憩スポットも写真スポットも迷いません

西安城壁マップ

そのスケール感

全長14km(約8.7マイル)・高さ12m、上部の幅も12〜14mという長方形の城壁。歩くもよし、自転車で駆け抜けるもよし。実際に目の前にすると、写真で見るよりずっと巨大だと実感します。

一周は自転車で

人気ナンバーワンの楽しみ方が城壁サイクリング。一周の目安は約1.5〜2時間で、レンタサイクル(100分約¥950)は南門・東門・北門で借りられます。古都とモダンシティが混ざり合う西安の街並みを、城壁の上から一望しましょう。

城壁を囲む堀

深さ6mの堀が城壁をぐるりと取り囲みます。かつては外敵を防ぐための防御設備でしたが、今では夏になると柳の緑とハスの花が水面を彩る人気の写真スポットに。散歩がてら眺めるのがおすすめです。

城壁の楽しみ方、ぜんぶ教えます

サイクリングに夜景ライトショー、文化イベント。時間や好みに合わせて選べる楽しみ方をご紹介します

城壁サイクリング

自転車ツアー

城壁の上をレンタサイクルで走る、いちばん人気の楽しみ方。14kmの周回路からは、古都の風情と現代西安の街並みの両方を楽しめるパノラマビューが広がります。道は平らで幅も広いので、体力に自信がなくても気軽に走り切れます。

所要時間:1.5-2時間

費用:自転車レンタル約¥950(城壁入場料別)

「サイクリングなら早朝か夕方が狙い目。気温が涼しく、写真にぴったりの柔らかな光も楽しめます」
ナイトツアー

夜間ライトショー

日が暮れると城壁はカラフルなイルミネーションに包まれ、昼間とはひと味違う表情を見せます。とくに南門エリアで開かれる光と音楽のショーは、歴史絵巻をほうふつとさせる壮大さ。夜の西安を満喫したい人にぴったりです。

時間:午後7時30分と午後8時30分(4月-10月)

費用:夜間入場チケットに含まれる(約¥1,260)

「夏の夜でも城壁の上は風が冷たくなりがち。薄手のジャケットがあると安心です」
文化パフォーマンス

文化パフォーマンス

一年を通して、唐代の音楽や舞踊などの伝統的なパフォーマンスが城壁を彩ります。開催中のイベントや公演は、南門のスケジュールで最新情報をチェックしてみてください。

メインエントランス

  • 南門(永寧門):メイン観光客入口
  • 北門(安遠門):混雑が少ない代替入口
  • 東門(長楽門):ショッピング地区近く
  • 西門(安定門):ムスリム街に近い

自転車レンタル

  • 通常自転車:100分間約¥950
  • タンデム自転車:100分間約¥1,900
  • デポジット:約¥4,200または身分証
  • 南門、東門、北門で利用可能

出発前に知っておきたいアドバイス

狙うならこの時間帯

混雑を避けるなら朝8〜10時か夕方4〜6時が狙い目。光が柔らかく写真も映えるうえ、人の少ない城壁をのんびり楽しめます。気候のベストシーズンは春(4〜5月)と秋(9〜10月)です。

モデルコース

時間が限られているなら、南門から東門にかけての区間がおすすめ。見どころと写真スポットがぎゅっと凝縮されています。一周するなら南門をスタートして時計回りに。賑やかなエリアから静かなエリアへ、景色の移り変わりも楽しみのひとつです。

写真スポットのヒント

絶景の名所は南東の角。城壁と市街地の両方を一枚に収められる、いちばんドラマチックなアングルです。夜はライトアップされた南門へどうぞ。城壁が遠くまで伸びる直線を撮るなら、広角レンズを忘れずに持っていきましょう。

あると便利な持ち物

  • 歩きやすい靴(レンガの表面は凸凹しています)
  • 日焼け対策(帽子、日焼け止め、サングラス)
  • 水筒(給水所は限られています)
  • 薄手のジャケット(城壁の上は風が強いことがあります)

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