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西安の古都

中国の物語は、ここから始まった

混雑を避ける時間帯、写真が映えるアングル、予算の目安——このサイトの情報は、すべて私たちが実際に現地を歩いて取材したものです。十三の王朝が都を置き、シルクロードの起点となった街、西安。兵馬俑は地下で2200年ものあいだ眠り続け、1974年、一人の農民の手によって再び世に姿を現しました。歴史の奥行きと、いまを生きる街の空気。その両方を味わうためのヒントを、ここからお届けします。

まず押さえたい、西安の5大名所

5つのうち2つはユネスコ世界遺産、1つは中国で最も完全な姿を残す明代の城壁、そして1つは1300年の歴史を持つ屋台街。所要時間の目安や混雑を避けられる時間帯など、現地で実際に役立つ情報とあわせてご紹介しましょう。

兵馬俑
UNESCO

兵馬俑

始皇帝とともに紀元前210年に埋葬され、1974年に農民が掘り当てた等身大の陶兵士、およそ8000体。チケットはシーズンにより¥120〜150。ねらい目は開門直後で、10時を過ぎると坑の周りはツアー客で埋まります。

西安城壁
歴史遺跡

古城壁

中国で唯一、完全な形で残る明代の城壁。南門でレンタサイクルを借り、全長14kmを一周するのに約2時間です。狙うなら夕暮れ——眼下に広がる旧市街が金色に染まる景色は、写真にも映えます。

大雁塔
文化スポット

大雁塔

玄奘がインドから持ち帰った経典を納めるため、唐の時代に建てられた7層の仏塔。訪れるなら夕方がおすすめです。北広場で20:30から始まる音楽噴水を楽しんだあとは、ランタンが灯る大唐不夜城を散歩しましょう。

鐘楼
歴史遺跡

鐘楼

1384年に建てられた鐘楼は、西安の4本のメインストリートが交わる街の中心。夕暮れに登るのがおすすめで、足元を流れる車の光跡と西に灯る鼓楼の景色は、この街でも屈指の写真スポットです。

回民街
グルメ

回民街

1300年にわたるイスラム食文化が、鼓楼の裏手の路地にぎゅっと詰まった一帯。メインストリートは雰囲気を味わうためのもの。灑金橋や大皮院といった脇道こそ、地元の人々が夕食に並ぶ、本物の味の通りです。

陝西歴史博物館
博物館

陝西歴史博物館

先史時代から清代まで、37万点の文物を収蔵する博物館。基本展示は無料ですが、入館には予約が必須です。公式WeChatミニプログラムから3〜7日前に予約を。枠はあっという間に埋まります。

肉夾饃

羊肉・麺餅・辣油:西安人の食べ方

西安の味のルーツは、シルクロードの交易がもたらした中央アジアの調理法にあります。看板メニューは、手打ちのビャンビャン麺、中国最古の「ハンバーガー」とも称される肉夾饃、そして自分で饃(モー)を小さくちぎってスープに浮かべる羊肉泡饃。泡饃の相場は一碗およそ¥25〜45です。実は地元の人々が夕食に並ぶのは、回民街のメインストリートではなく脇道。混雑を避けたい方は、まず脇道から攻めてみましょう。

肉夹馍 ビャンビャン麺 羊肉泡馍 灌湯包
グルメガイドを探す
唐朝文化

三千年——十三王朝の古都

西安——古の名を長安といいます——は、13の王朝が都を構えたシルクロードの東端です。周がここに都の礎を築き、秦がここから中国を統一し、漢の隊商が中央アジアへと旅立ちました。そして唐の時代、長安の人口は100万人を超え、当時世界最大の都市へと成長しました。歩けば歩くほど、歴史の教科書のページが目の前に立ち現れる——そんな街です。

歴史を探る

2日・3日・4日:あなたのペースで

西安は、日数をかけるほど味わいが深まる街。それでも48時間あれば、回る順番さえ工夫すれば、主要スポットはしっかり巡れます。ここでご紹介するのは、私たち自身がもう一度旅をするならこう歩くだろう、という日別のモデルルートです。

クラシック西安2日間

クラシック西安

2日間

初めての西安にぴったりの定番コース。兵馬俑、城壁サイクリング、回民街の屋台めぐりと、外せない見どころを2日間でしっかり満喫できます。

1日目: 鐘楼 → 鼓楼 → 回民街 → 城壁

2日目: 兵馬俑 → 大雁塔

じっくり西安4日間

じっくり探訪

4日間

人気スポットはもちろん、穴場や文化体験まで取り込んだ4日間。日程にゆとりがあるので、自分のペースでじっくり旅できます。

1日目: 鐘楼・鼓楼、回民街

2日目: 兵馬俑と華清宮

3日目: 城壁、歴史博物館、大雁塔

4日目: 華山または大明宮

ファミリー向け西安

ファミリー向け

3日間

子ども連れでも無理なく回れるよう組んだ3日間。歴史にふれる見学スポットと、子どもたちが夢中になる体験をバランスよく配置しました。

1日目: 城壁サイクリング、鐘楼、回民街

2日目: 兵馬俑と陶芸ワークショップ

3日目: 大雁塔、噴水ショー

出発前に済ませておきたい、西安旅行の準備

現地に着く前に済ませておきたいのは、決済アプリのセットアップ、移動手段の下調べ、ビザの確認。さらに、ガイドブックに書かれている情報のなかで「実は違う」ものも、あわせてお伝えします。

西安発の日帰り旅行

城壁の外にも、日帰りで足を伸ばせる名所がそろっています。断崖絶壁の桟道が名物の華山までは約2時間、仏舎利を祀る法門寺までは約1時間半、洛陽の龍門石窟へは高速鉄道で2時間。それぞれの所要時間と、現地での過ごし方の目安をまとめました。

華山
自然

華山

中国五岳のひとつ。断崖絶壁に張り出した吊り桟道と、息をのむ山並みで世界的に知られる名山です。

法門寺
仏教聖地

法門寺

仏舎利を祀る仏教の聖地。唐代建築の美しさを今に伝える、静かで厳かなスポットです。

日帰り旅行マップ
人気

もっと日帰り旅行

このほかにも、秦始皇帝陵、延安の革命遺跡、洛陽の龍門石窟など、日帰りで訪ねたい目的地はまだまだあります。

現代西安の夜景

歴史の向こう側の西安

日が暮れると、西安は別の時代へと衣替えします。大唐不夜城では、LEDの光と唐代の衣装をまとった役者たちが唐の街並みを再現。高新エリアのカフェは学生でにぎわい、鐘楼のロータリーは金色に輝きます。夜の楽しみは、もちろん歴史だけが理由ではありません。ただ、どの街よりも深い歴史を抱えているからこそ、西安の夜には独特の表情が生まれるのです。

現代の西安を探る

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あなたの興味に合わせて日別ルートを自動生成。徒歩時間と予算を確認しながら、自分好みに微調整もできます。

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