実は、西安の街は日本ではあまりおなじみのないアプリで回っています。その一方で、日本で当たり前に使っているサービスの中には、現地では使えないものも少なくありません。6項目すべて所要時間は数分程度。ただ中には、現地に着いてからでは手の施しようがないものもあるので、搭乗前にまとめて済ませてしまいましょう。
さらに、緊急用の現金¥500〜1,000と、ホテルの住所を中国語で書いたスクリーンショットも用意しておきましょう。
西安では、ペットボトルの水を買うのもタクシーに乗るのも、QRコード決済が基本です。支払いアプリの設定は、自宅なら数分で終わるのに、ホテルのWi-Fiで挑戦しようとすると格段に難しくなります。出発前に必ず済ませて、安心して飛行機に乗り込みましょう。
ネットがつながらなければ、AlipayもDiDiも地図も使い物になりません。まずは到着ロビーを出る前に、空港でSIMカードを手配しておきましょう。人民元¥100(約2,000円)ほどで買える、旅の中でも屈指のお得な投資です。
到着ロビーのキオスク(24時間営業)では、観光客向けプランをその場で購入できます。必要なのはパスポート原本(コピーは不可)とビザで、登録時に顔認証があります。スタッフがカードの挿入から開通まで対応してくれ、こうした手続きは毎日何十件もこなすプロ。安心してお任せできます。
| 通信会社 | 観光プラン | データ量 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 中国移動(China Mobile) | Welcome Pack | 10 GB/30日 | 人民元¥100(約2,000円) |
| 中国聯通(China Unicom) | Traveler Plan | 20 GB/15日 | 人民元¥80(約1,600円) |
市内のショップより10〜20%ほど割高ですが、到着初日からネットを使えることを考えれば、その差額を払う価値は十分にあります。
AiraloやHolaflyなら、中国専用のデータeSIMを自宅でインストールでき、着陸と同時にそのまま使えます。パスポートも登録も不要で、電話は自国の番号のまま利用できます。
注意点:中国の電話番号がもらえないため、12306や美団など一部のプラットフォームではアプリ登録ができません。また、中国サービスのSMS認証コードを受信できないこともあります。到着直後のつなぎとして使い、その後に物理SIMを用意するのが現実的な選択肢です。数日だけの滞在なら、eSIMだけで十分なこともあります。
約$5〜15(約800〜2,400円)で3〜10GB、7〜30日間。料金の目安として覚えておきましょう。
GoogleやGmail、WhatsApp、Instagram、Facebook、Googleマップは、中国でブロックされています。VPNは、飛行機に乗る前にインストールしてテストまで済ませるのが必須です。中国国内では公式サイトにすらアクセスできず、ダウンロードできないからです。
中国で安定して使える定番(2026年現在):LetsVPN(約$5/月)、Astrill(約$15〜30/月)、Mullvad(WireGuard対応)が挙げられます。
避けたいもの:NordVPN、ExpressVPN、Surfsharkは積極的にブロックされ、到着と同時に使えないケースがしばしばあります。
VPNは別々のサービスを2つインストールしておきましょう。中国のWi-Fiやモバイルデータに接続する前に、VPNをオンにしてください。1つが落ちてももう1つが繋ぎとめてくれます。実際、Googleマップを確認している最中に接続が切れることは珍しくありません。
旅の必需品のGoogleマップも、西安では正直あてになりません。座標がずれ、データも古く、乗り換え情報も載っていないからです。地元の人や旅慣れた旅行者が実際に使っているのは、次の3つ。使い分けのコツとあわせてご紹介します。
DiDiは流しのタクシーより安く、料金は乗車前に提示されるため、メーターをごまかされる心配がありません。ドライバーの位置もリアルタイムで追えます。しかも専用アプリは不要。WeChatの中に入っています:
WeChatを持っていない場合は、Alipay → Transport → DiDiでも同じ手順で利用でき、支払いはAlipay経由になります。空港からの乗車は専用の配車エリアから。到着ロビーの案内表示に従ってください。
10路線が走り、英語の案内表示やアナウンスも完備しています。運賃は人民元¥2〜8(約40〜160円)で、Alipayの交通QRコードで支払えます:
駅ごとの詳しい情報は西安旅行ガイドのページで紹介しています。
| アプリ | 評価 |
|---|---|
| Appleマップ | ベストチョイス。高徳(Amap)の地図データを使い、英語表示で徒歩・乗り換え案内も優秀です。iPhoneユーザーはこれを入れておけば間違いありません。 |
| Googleマップ | あてにならない。座標がずれ、データも古く、そもそもVPNなしでは使えません。 |
| 百度地図/高徳地図 | データは最も正確ですが、UIが中国語のみという難点があります。確認用に使うのがおすすめ。スクリーンショット+Appleマップの組み合わせが現実的です。 |
ホテル、高速鉄道、観光チケット。外国人旅行者の「3大予約」は、Trip.comにまとめるのがいちばん楽です。海外のカードが使え、英語で予約でき、パスポートだけで手続きが完了します。中国の電話番号も不要なので、予約の管理もぐっとラクになります。
外国のパスポートは自動改札(eチケットゲート)を利用できません。有人窓口(人工窗口)のカウンターでパスポートを見せ、紙の切符を受け取りましょう。行列ができるのは本当のことなので、発車の45〜60分前には駅に着くのがおすすめです。
公式の12306アプリ(12306.cn)は英語版も登場し、鉄道をよく使う人には便利です。ただし登録に中国の電話番号が必要で、認証に3〜5日かかるのがネック。ほとんどの旅行者にとってはTrip.comの方が手間いらずです。
これだけは絶対に当日購入できません。枠は毎日売り切れ、入場は予約した2時間枠に固定されています。パスポート原本を必ず持参しましょう。ゲートでチケットQRと一緒にスキャンされます。
料金は人民元¥150(旺季)/¥120(淡季)=約3,150/2,400円。Trip.comか公式WeChatミニアプリで予約できます。詳しい攻略は兵馬俑ガイドをご覧ください。
おすすめのレストランは西安グルメガイドで紹介しています。QRメニューに悩む前に、何を頼むか分かった状態で入店しましょう。
使えるのは国際チェーンのホテルと一部の大型モールだけです。屋台、タクシー、地元のレストラン、博物館など、そのほかの場所はすべてQR決済一択。カードをAlipayに紐付けておけば、どこでも支払えます。
旅の途中で一度でもGmail、WhatsApp、Instagram、Facebook、Googleマップを使うつもりなら、必要です。ブロックしているのはアプリストアやWi-Fiスポットではなく、サービス自体が中国本土のネットワークからアクセスできないようになっているのです。VPNは2つインストールし、どちらも自宅でテストしておきましょう。
西安は中国でも有数の治安の良い大都市で、DiDiのドライバーは身元調査と顔認証を通過した人だけが登録できます。アプリにはSOSボタンやGPSのライブ共有機能もあります。それでも安心のため、ナンバープレートをスクリーンショットして乗車情報を誰かに共有し、後部座席に座るようにしましょう。
次の順番で試してみてください。ネットワークを変えて(ホテルのWi-Fiとモバイルデータで)再試行する → 氏名がパスポートと完全に一致しているか確認する(姓が先です)→ 別のカードを試す。それでもダメなら、Alipayサポート +86 571 2688 6000 が英語で対応してくれます。滞在先のホテルなら、フロントが喜んで解決を手伝ってくれることも多いですよ。
流しのタクシーは現金を受け取る義務がありますが、ドライバーはおつりをほとんど持ち歩いていません。人民元¥28の料金に¥100札を出すと、困った顔をされてしまったという話もよく聞きます。支払いアプリを紐付けたDiDiなら料金も安く、自動精算です。どうしても現金を使うなら、小額紙幣を用意しておきましょう。
興味に合わせて日別ルートを自動生成。徒歩時間や予算も確認でき、自分で微調整もできます。