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西安親子3日旅行:子どもと一緒に楽しむ

娘が七歳のとき、初めて西安に連れて行った。私はこの旅を、小規模な軍事作戦のように計画した。朝食の時間、昼寝のタイミング、計画崩れの予備プランまで。ところが、その計画は二時間ももたなかった。朝一番の博物館には着けず——タクシーの窓から城壁が見えた瞬間、娘の心は決まった。「上に行きたい」。それだけだ。私たちは城壁の上でカゴ付き自転車を借り、明代の城壁を半日走りながら、娘は小さなガイドのように眼下を実況し続けた。あれがその年の最良の決断だった。この三日間を支えるルールもそこで学んだ。子どものペースに合わせること。西安は必ずそれに応えてくれる。

このコースは二回の家族旅行で磨き上げたものだ。一回目は七歳、二回目は九歳になった娘と。外せない見どころは落とさず、子どものぐずりで一日が台無しになる詰め込みもしていない。いちばんの思い出はどれも予定外の出来事だった。路地の切り紙の店、二回見たいとねだった噴水ショー、自分で包みたいと言い出して二時間もかかった餃子の夕食。そんな時間がこの街の旅の味わいだ。

西安が子連れに優しい理由

西安は城壁に囲まれた正方形の街で、中心に鐘楼が座っている。つまり迷子にならない。子どもがぐずり、大人の覚えている目印が「あの大きい塔」だけでも、何とかなる。代表的な見どころはどれもスケールが大きく、疲れさせすぎない。土の兵隊の大軍、自転車で一周できる城壁、夜に光のショーへ変わる通り。食べ物は安くて温かく、パン(饃)中心。子どもが求めるものは、経験上この三つだ。

移動は地下鉄が頼りだ。2号線・3号線・4号線が全スポットをカバーし、数分おきに電車が来る。身長130cm未満の子どもは無料だ。

1日目——城壁に乗って、早めの夕食

宿は鐘楼か永寧門(南門)の近くに取って、荷物を置いたらすぐ城壁へ。永寧門から入り、スロープを上がって自転車を借りる。三時間で約¥45、子ども用の小さめの車体やタンデム車もある。全周は約13.7km。子ども連れなら南半分を走って、角楼で休憩するのがおすすめ。足が限界になったら、電動の観光車が一周を引き継いでくれる(約¥80)。

西安の城壁の上でレンタル自転車を漕ぐ人々

午後は回民街で早めの夕食。メインストリートの長い行列は横目に流し、大皮院や洒金橋で腰掛けさせてもらおう。選ぶのは子どもに任せるのが一番だ。柿子餅(ひとつ約¥4)、鏡糕(約¥5)、賈三灌湯包の蒸篭(約¥25)——このあたりはまず外さない。20:00に広場へ戻れば鐘楼のライトアップが待っている。子どもはなぜかこの灯りに釘付けで、無料だ。

2日目——午前中に兵馬俑

地下鉄で東へ。紡織城で9号線に乗り換え、華清池駅で下車。そこからバスかタクシーでひと走り(約¥15)すれば兵馬俑の入り口だ。ドア・トゥ・ドアで約90分。9:30前には着いておきたい。市街地発のツアー客がなだれ込むのは10:00頃からで、この差は天と地だ。

西安近郊の発掘坑に整列する兵馬俑の群れ

入場料は約¥120。身長130cm未満(または6歳未満)は無料なので、パスポートは必ず持って行こう。三つの坑はすべて巨大な屋根付きホールの下にあり、雨の日でも安心だ。二時間もあれば十分。帰り支度の前に、園内の広場で走らせてエネルギーを発散させよう。

午後は休息。華清池周辺か市内で昼食をとり、17:00までに昼寝を挟む。二回目の旅では夜の予定を丸ごと捨てて、子どもに主導権を握らせた。彼女が選んだのは大雁塔の隣の大悦城。屋上の眺望、フードコート、冷房完備で、結果的にもっとも楽しい午後のひとつになった。

3日目——小さめの博物館と夜の散歩

子ども連れなら、小雁塔のそばの西安博物院が名高い陝西歴史博物館より向いている。規模が小さく、落ち着いていて、予約すれば無料。敷地の庭園には走り回れるスペースもある。陝西歴史博物館は素晴らしいが、混雑がすごく、月曜は休館。十歳以上の子に取っておこう。予約は前日までに博物館の微信(WeChat)アカウントで済ませる。

昼は切り紙か餃子作りの体験教室へ。書院門と大雁塔の周辺に、一人約¥150–200の短時間ワークショップを開く工房がある。子どもが作ったいびつな紙の牛や餃子は、そのままお土産になる。その後は書院門の書道通りをぶらぶら。水と大きな筆で路上に字を書くおじさんは、子どもが必ず足を止める風景だ。

西安の工芸品の屋台に並ぶ色鮮やかな切り紙

夜は大雁塔の南に広がる大唐不夜城を散歩。無料で、唐代風の建物と灯りが約二キロ続き、大道芸人もいる。大雁塔北広場では噴水ショーが開かれ、子どもの集中力は驚くほど長持ちする。光が電池を充電してくれるらしい。

夜の大唐不夜城、光に照らされた唐代風の建物と人混み

実用情報

子連れ旅行のヒント

帰りの飛行機で、娘はこう宣言した。「西安の城壁は、史上最高の遊園地」。今ならその気持ちがわかる。三千年の歴史を持つこの街は、七歳の歩調に合わせてゆっくり歩いたとき、いちばん輝く。そして、予定のない半時間こそが、旅の終わりに残るものなのだ。

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