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西安文化2日ルート:博物館・寺院・古塔

二週間ぶりの雨が降った日に、私はようやく陝西歴史博物館に入ることができた。兵馬俑の計画は小雨に溶け、代わりに選んだのが、ずっと先延ばしにしてきた博物館だった。あまりに定番で、人気がありすぎて、まるで宿題のような場所。濡れた靴のまま八時四十五分にチケットの列に並び、期待しないでいようと思った。ところが三時間後、係員に退館を促され、小寨へ戻る道すがら、私は心の中で予定を組み直していた。全部、博物館と寺院と古塔を中心に。この記事は、その組み直しの結果だ。

西安の文化系スポットは、皇帝の遺跡と張り合うのではなく、それより長生きしている。兵馬俑は一人の皇帝の墓の守り兵にすぎない。この街の博物館には十三王朝分の残り物が眠っている。二日間と長い目で見る余裕があるなら、このルートがつなぐ四つの場所で、なぜ西安が今も「古都」を名乗るのかが見えてくるはずだ。

なぜ博物館エリアに二日かけるのか

このルートは全部、街の南側の三角形のなかに収まる。地下鉄がそれを結ぶ。2号線が博物館エリア、3号線と4号線が古塔だ。つまり早朝バスも観光バスも不要で、解説パネルを読めるペースで回れる。二日あれば、初訪問を台無しにする慌ただしさなしに、目玉を一通り見て回れる。

1日目 — 陝西歴史博物館、大雁塔、大唐不夜城

午前:陝西歴史博物館

家を出る前に予約を済ませよう。本館は無料だが、入場は博物館公式の微信(WeChat)アカウント経由で、予約は約一週間前から始まり、平日の枠は週末までに埋まる。月曜休館。予約さえ取れていれば、南門に九時前に並んで最初の一時間は唐の展示室をほぼ独り占めできる。

最低でも二時間半は見ておきたい。石器から清までをたどる年代順の展示のなかで、行列の理由は唐の展示室だ。葡萄と鳥が象嵌された銀の香嚢、金と玉の帯飾り、唐の王子の墓から移された壁画。本館だけでもう十分、という人には約¥30の「唐の至宝」展示がおすすめだ。空調の効いた一室に名品がぎゅっと詰まっている。

西安にある陝西歴史博物館の本館

午後:大慈恩寺と大雁塔

歩くか、地下鉄3号線で一駅、大雁塔駅で降りれば、玄奘が十七年のインドの旅から戻ってきた寺、大慈恩寺の門前だ。寺は約¥50、塔に登る追加料金は約¥30。一度は登る価値がある。暗く磨り減った煉瓦の螺旋階段を上がりきると、街の南側全体が足元に広がる。登る時はそのまま上がり、降りてから境内の庭で十分ほど座り、ハトが煉瓦を歩くのを眺めよう。これが、ほとんどの人が写真に撮るだけで実際には入らない大雁塔の、本当の姿だ。

大慈恩寺の上にそびえる大雁塔

夜:大唐不夜城

日が暮れると、寺の門を出た通りが変貌する。大唐不夜城は唐様式の建築が一区画丸ごと並ぶ歩行者天国で、通りに開いていて歩くのは無料。太陽が沈むと一斉に灯りがともる。北広場の噴水ショーは夜に数回、だいたい19:00と21:00。玄奘の大きな銅像が塔の前に立ち、杖を手に、歩いてきた方角を向く。屋台で串を買い、階段に場所を見つけて、あとは人波に任せればいい。

2日目 — 旧市街の南側

午前:西安博物院と小雁塔

二日目は静かに始める。街のもう一つの塔だ。小雁塔は今の西安博物院の敷地のなかにあり、この建物には自慢のネタがある。地域の大部分を破壊した1556年の大地震を生き延び、地元の人たちは基壇が地震で割れてまた閉じたと言い張っている。物語は諸説あるが、風に立つ人のように少し傾いた建物のほうは、本物だ。庭園は同じ方式の事前予約で無料、月曜休館、開館9:00〜17:00、最終入場16:00。

西安博物院の庭園に立つ細身の小雁塔

午後:大清真寺と回民街

塔から地下鉄2号線で北へ、鐘楼で降りて、回民街へ歩いて入る。大清真寺は路地を数分入ったところに、店の表口のような門の奥に隠れている。チケットは約¥25。そして中庭が驚きだ。明時代の楼閣、ヒノキ、そして礼拝の呼びかけが建築のささやきとしてだけ届く、庭園全体がある。このモスクは唐の交易路がイスラムを長安にもたらして以来、何らかの形でこの場所に立ち続けている。鼓楼から半径一キロのなかで、ここほど静かな場所はない。

回民街にある大清真寺の中庭と木造の楼閣

そのあとは、誰もがやることをやろう。食べる。大通りから分かれる路地——大皮院、洒金橋、北院門——こそ地元の人たちが実際に並ぶ場所だ。鼓楼の近くの混み合う店で羊肉泡饃を一杯(約¥30)、固い蒸しパンをちぎる作業に一時間は楽しく没頭できる。

夜:鼓楼か城壁

最後はスカイラインで締める。鼓楼は入場約¥30、鐘楼との共通券なら約¥50。青い時間——日没後二十分、空が深くなって灯りがともり始めるあの時間——に眺める西安は、ずっと心に残る景色だ。歩きたい気分なら、城壁の永寧門まで南へ徒歩十五分。約¥54で、22:00まで開いている。どちらでもいい。この地を統治してきたどの王朝もそうだったように、旧市街を上から見下ろして一日を終える。

実用情報

ヒント

雨のあの日、私は「無難な選択」に思えた博物館を、ほとんどスキップしかけていた。無難な選択は、結果的に正しい選択で、この街を見る目を変えてくれた。西安は、博物館がくっついたモニュメントではない。人が今も暮らしている博物館なのだ。

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