西安で最初にやらかしたのは、街の2倍の規模を想定して組んだ旅程を持ち込んだことだった。毎朝を予約で埋め、夜は2晩重複させ、深夜便の翌朝に日帰りツアーまで入れた。1回目を40分で駆け抜けて後悔し、兵馬俑のチケットを買い直してようやく思い知った。西安は、急ぐ者に容赦しない街なのだ。
解決策は簡単だった。この記事のテーマもそこにある。滞在を6日間に広げ、チェックリストを捨て、街のリズムに身を任せた。夕食の予定を入れず城壁を歩いた夜、羊肉泡饃の丼に長い時間をかけた朝、小雁塔の木陰の午後——急がない時間にこそ、西安は本当の姿を見せてくれた。
以下は、私が実際に歩いた順番のルートだ。この街を最短で見て回る方法ではないし、そうしようとも思っていない。
6日間のルート概要
- 1日目——城壁と旧市街
- 2日目——兵馬俑と華清宮
- 3日目——陝西歴史博物館、大雁塔、大唐不夜城
- 4日目——法門寺、あるいはあえて何も予定を入れない日
- 5日目——華山、あるいはもう一日の空白
- 6日目——小雁塔からゆっくり締めくくる
1日目:城壁と旧市街
宿は南門・永寧門から徒歩2分に取った。城壁に上がったのは夕方近く、光が柔らかくなって凧が上がり始める時間帯だ。入場料は約54元。スロープは緩やかで、急がずに西の安定門方面へ歩ける。同じ区間は徒歩45分、自転車なら20分。自転車は3時間で約45元だ。

日が落ちると、北院門を通って回民街に下りた。初めての羊肉泡饃は約35元。ここでは厨房に戻す前に、自分で硬いパンを細かくちぎるのが決まりだ。儀式の一部であって、オプションではない。地元のオレンジソーダ「氷峰」は1本約4元で、どんな食事にも合う。
2日目:東方面の定番
地下鉄9号線で市街地から華清池駅へ。そこからタクシーか路線バスで5分ほどで兵馬俑の入口だ。別ルートなら西安駅前発の観光バス306系統(約10元)が入口まで運んでくれる。時間はかかるが乗り換えなしで楽だ。入場料は約120元、開館は一年の大半で8:30〜17:30だ。

まず一号坑に入り、奥の角で少し立ち止まるのをおすすめする。人垣が途切れて、兵士の列が遥か向こうの壁まで続くのが見える。同じチケットでシャトル約20分の秦始皇帝陵の封土も見学できるが、意外なほど多くの観光客がスキップしていく。それはやめておいたほうがいい。
午後は華清宮へ。バスで少し戻るだけだ。入場料は約120元、境内は18時ごろまで。温泉、唐代の楼閣、驪山のなだらかな山裾——兵馬俑のあとにちょうどいい、穏やかな場所だ。4月から10月は夜に湖畔公演『長恨歌』があり、チケットは260元から。

3日目:唐の時代の西安
陝西歴史博物館は何より先に予約を済ませよう。基本展示は無料だが予約はすぐ埋まり、チケット受け取りにはパスポートが必要だ。地下鉄2号線または3号線の小寨駅で降りて北へ歩く。中には最低2時間は欲しい。青銅器の展示と唐代の陶器だけでも行く価値がある。
昼食のあとは大雁塔へ。大慈恩寺の境内は約50元、塔に登るのはさらに約30元。登るのは一度だけでいい——旧市街を見渡す北側の景色こそ、人がここに来る理由だ。その後は北広場に下りて、夜はだいたい19時と21時に音楽噴水が動く。灯りがつくと、塔の南に広がる無料の歩行者天国・大唐不夜城は、唐代の衣装の人々と大道芸人、屋台の小吃で埋め尽くされる。

4日目:法門寺、あるいは何もしない日
法門寺は市街から西へ約90分。ゆっくり過ごす日にふさわしい場所で、入場料は約100元。境内の塔には、特定の日にだけ公開される釈迦の指骨とされる聖遺物が祀られ、それを収める近代的な堂は、1980年代建築の奇妙で大仰な傑作だ。聖遺物に興味がなければ街に残るのも手で、碑林博物館(碑林=石の書の森、約70元)か、洒金橋で長い昼食を楽しむのもいい。どちらも正解だ。6日間あれば、選ぶ余裕があるのがいいところだ。
5日目:華山は自分のペースで
華山を6時間で登る人もいる。私は8時間かかった。しかも両方のロープウェイを利用しての話だ。西安北駅からG列車で華山北駅まで約30分、約55元。入場料は約160元、ロープウェイは別料金で、西峰線が片道約140元、北峰線が片道約80元。膝が疲れて空模様も怪しいなら、街に残るのも十分にいい1日だ。それがこの記事の主張そのものだから。
6日目:ゆっくり締めくくる
小雁塔の境内にある西安博物院は、パスポートがあれば無料。開館は9:00〜17:00で月曜休館、大雁塔系の博物館よりずっと静かだ。最後に、回民街でスープ入り小籠包を一人前約15元。北院門をゆっくり歩き、お土産を探して終わる。西安咸陽国際空港へは西安北駅から地下鉄14号線で約40分。市内のどのタクシーより確実だ。
料金まとめと滞在先
- 城壁:約54元。自転車は3時間約45元。南門・北門は22時まで入場可
- 兵馬俑:約120元。8:30〜17:30。陵墓シャトル込み
- 華清宮:約120元。18時ごろまで
- 法門寺:約100元
- 陝西歴史博物館:基本展示は無料、要事前予約。パスポート必須
- 大雁塔:寺院は約50元、塔に登るのは約30元
- 地下鉄は1回2〜8元。14号線は西安北駅と空港を結ぶ
回民街は空気と朝ごはんがいい。鐘楼エリアは、使う地下鉄がすべて乗り換えられる。南門は城壁に近い。ドミトリーは1泊約70元から、ミドルクラスのダブルは約250元から。6日間なら私は南門の差額を払う。ツアー団体が来る前に城壁へ駆け上がれるからだ。
ヒント
- 兵馬俑と博物館は現地に着く前に予約を。どちらもパスポート情報が必要で、国慶節(10月1〜7日)は売り切れる
- 東方面の日は最終日ではなく2日目に。時差ボケの残るうちの早起きはまだ楽だ
- 泡饃のパンはカット済みを頼むより自分でちぎろう。小さなことだが厨房の好感度は上がる
- パスポートは常に持ち歩く。どの窓口も見たがる
- WeChat Payと支付宝(アリペイ)はほぼどこでも使える。銀行カードはホテルと大きなレストランで、それくらい
- 城壁は2回がちょうどいい。昼は自転車で一周、夜は南門の広場から、一周の灯りを眺める
5日目にはもうチェックリストを見るのをやめていた。旅がリズムに乗ったのはその頃だ。6日間あれば、有名な場所を見て、有名な料理を食べて、そして街が「チェックリスト」から「場所」に変わっていく、空白の午後を迎えることもできる。